ライカ ズマール 5cm ｆ1:2 です。シリアルは、490000番台ですので1939年（昭和14年）のものになります。2016年に、山崎光学様にて、前玉キズと中玉クモリがありましたので研磨をして貰いました。レンズのオーバーホール後に研磨をして貰い、その後また修理屋さんで見て頂いた際に、ピントはちゃんと出ているとのことでした。当方が撮影しました感じは、ノンコートレンズですのでどうしても光の影響は受けやすいですが、写りは良いと思いました。当時物のマツダ（東芝）のフィルターが付きます。絞り羽根の動き、ヘリコイドの操作感は、この頃のレンズとしては良い方かと思います。距離は、フィート表示です。レンズの綺麗なズマールは、ズミターと比べても遜色ない位の写りをします。ズミターよりは、幾らかやわらかな個性のある写りです。やわらかな中にもピントはシャープな感じが、さすがライカのレンズという感じはしました。キズやクモリのあるズマールが多いですが、すぐに使えるズマールをお探しの方におすすめです。